にっこにこ&森っこについて
わたしたちの思い
社会が大きく変化していく中で、子どもをとりまく課題も多く、また深刻になってきています。
子ども大人もそれぞれストレスを抱え、心と体の健康が危ぶまれる事例も多くみられる現代です。
このような社会においては、雄大な自然の中で、人間的なふれあいを通して、自然への志向や健康への志向、人格向上への志向を意識し、現代社会における諸特性に対してこれに対応できる力を蓄え、人間本来の生活力を培うことによって課題を解決していく力を大人も子どもも身につけていきたいと考えます。
子どもたちの自然体験不足や生きる力をどう育むか、ということが問われて久しいですが、子どもは自然の中で大きく育っていきます。自然の中で自分の感覚を思い切り使い、十分に遊ぶことが、成長を促します。とくに幼少年期は豊かな感性を育み、あらゆる神経機能の発達を促す時期でもあります。
子ども時代の直接体験はその時の発達の力になっているばかりではなく、長い期間にわたり、生涯を通じてその人の生きる力になると言われています。
さまざまな課題に対して、知識や理論だけではなく、自分で考え、判断し、行動していくためには知識や理論の学習の前提として、豊富な体験を経る中で豊かな感性を培うことが必要です。
子ども時代に多様な自然の中で、五感を使って遊んだ直接体験があってこそ、体力、思考力、判断力、創造力、表現力などの実践的な力が構築され、それが生きる力となり、人間形成にも大きな役割を果たしていきます。
自然の中で自らの感覚を使い、さまざまな経験を積み重ねていきながら、自分で考え、行動できる心身ともに健康で自由な子どもに育ってほしいと考えます。
美しく豊かな自然にかこまれ、春夏秋冬とめぐりゆく季節を通して、やさしくたくましく心豊かに成長していく子どもたちの姿をたくさん目にすることができると思います。
また、私たち大人も自然から教えられることがたくさんあります。自然の中で心と体を開放して、元気いっぱい、にっこりほほえむ子育てを応援していきます。
山梨の豊かな自然の中で、お互いに育ち合えるような場をつくり出していくことを通して、山梨の魅力を内外に発信し、自然の教育力、自然の癒し、自然の恵み、を生かすための取り組みを広げていくことをめざします。
自然の中で楽しく過ごす
森のようちえんと森のがっこうへ来てみませんか?
団体事業計画
- 野外保育事業 自然の中での保育活動の実施
- 3~5歳児の預かり保育
- 0~6歳の親子参加教室
- 自然体験教室事業
- 山歩きやキャンプなどの野外活動や自然に親しむ活動の実施
- 野外保育、自然体験活動の啓蒙および指導者養成事業
- 野外保育、自然体験活動に関わる人々への講習会の開催
- 講演会、実技講習会などへの出張
- 放課後の子どもの居場所づくり事業
- 放課後の子どもたちの居場所や外遊びの場をサポートする活動
- 生き方に困難を抱える子ども、大人の居場所づくり事業
- 不登校やひきこもりの人々が出かけてこられるような居場所づくりを行う。
- 耕作放棄地の活用など里山保全事業
- 耕作放棄地の活用、子どもたちが遊ぶ森、自然資源としての森を守り育てる活動
- 自然、文化、芸術等伝承事業
- 田植え、稲刈り、餅つき、味噌づくり、枯露柿づくりなどの活動。
- 地産物や加工品、製作物などの販売事業
- 田畑で育てたものや加工品、手芸品などを販売する。